ツツウミヅタとは?
つつうみづた
ツツウミヅタとは、日本近海にも生息するソフトコーラルの一種で、筒状の個虫が群体を形成し、水中で美しく揺れる海洋生物です。
ツツウミヅタ(筒海蔦)は、刺胞動物門八放サンゴ亜綱に属するソフトコーラルの一種です。「ツツ(筒)」の名のとおり、個々のポリプ(個虫)が筒状の体を持ち、その先端に8本の羽状触手を広げて群体を形成します。日本の太平洋沿岸・インド洋・西太平洋の浅い海域に広く分布しています。
ツツウミヅタの主な生態的特徴は次のとおりです。
- 光合成を行う褐虫藻(ズーキサンテラ)を体内に共生させており、光エネルギーを活用して生活する
- 水流に合わせてポリプを広げたり閉じたりし、プランクトンや有機物を捕食する
- コロニーは岩礁やサンゴ礁の基盤に付着して広がる
- 国内では沖縄近海や伊豆半島周辺でもダイビングで観察できる
マリンアクアリウムでは比較的飼育しやすいソフトコーラルとして知られており、適度な水流と照明があれば元気にポリプを開きます。ただし、水質の悪化や急激な環境変化に弱い面もあるため、安定した飼育環境の維持が求められます。見た目の優雅さからインテリア水槽にも好んで使われます。
使い方・例文
海水水槽にツツウミヅタを入れると、水流に揺れてポリプが開閉する幻想的な光景が楽しめ、ナチュラルシステムの水槽によく合います。
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