ゾウムシとは?
ぞうむし
ゾウムシとは、象の鼻のように長く伸びた口吻が特徴的な甲虫の仲間で、世界最大の昆虫グループの一つです。
ゾウムシ(象虫)は昆虫綱コウチュウ目ゾウムシ上科に属する甲虫の総称です。その名前は長く伸びた口吻(こうふん)がゾウの鼻を連想させることに由来しています。世界全体では数万種以上が知られており、甲虫目の中でも特に種数が多いグループの一つです。日本でも数百種が生息しています。
ゾウムシの口吻は食べ物を穿孔(せんこう)するためのドリルのような器官で、先端に小さな顎を持ちます。植物の実・茎・葉・根など、ほぼすべての植物部位を利用する種がおり、農業害虫として知られるものも多くいます。
- コクゾウムシ:米・麦・とうもろこしなどの貯蔵穀物に被害を与える代表的な害虫
- ワタミゾウムシ:綿花の害虫として歴史的に大きな農業被害をもたらした
- チャイロコメノゴミムシダマシなど食品害虫の仲間も含む
- 一方、ヤシの受粉を助けるゾウムシのように、益虫として機能する種も存在する
体表に鱗粉(りんぷん)を持つ種も多く、金属光沢や鮮やかな色彩を持つ美しい種もいます。甲虫の多様性を代表する存在として、分類学・進化研究においても重要な位置を占めています。
使い方・例文
「米びつの中にコクゾウムシが発生してしまった」「ゾウムシの長い鼻のような口吻は、木の実に穴を開けて産卵するための器官だ」のような場面で登場します。
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