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コクゾウムシとは?

こくぞうむし

コクゾウムシとは、米や麦などの貯蔵穀物寄生する小型の甲虫で、日本では古くから「米食い虫」として知られる代表的な貯穀害虫です。

コクゾウムシ(穀象虫、学名:Sitophilus zeamais または Sitophilus oryzae)は、コウチュウ目ゾウムシ科に属する昆虫です。体長は約2.5〜4ミリメートルで、濃い褐色〜黒色の体にゾウムシ特有の長い口吻(こうふん)を持ちます。翅鞘(ひつしょう)に4つの赤褐色の斑点がある種も見られます。

コクゾウムシは米・麦・トウモロコシ・そばなどの穀物粒に寄生します。メスは口吻で穀粒に穴を開けて内部に産卵し、孵化した幼虫は穀粒の内側を食べながら成長・蛹化・羽化します。成虫になるまで外から気づかれにくいため、穀物袋の中で知らぬ間に増殖することが特徴です。

被害の特徴としては以下が挙げられます。

  • 食べられた穀粒は空洞になり、栄養価・食味が著しく低下する
  • 高温多湿の夏季に大量発生しやすい
  • 小麦粉など粉末状食品にも侵入する
  • 駆除が困難で、放置すると米びつ全体が被害を受ける

予防法としては、米を冷蔵庫や低温環境で保管すること、唐辛子・ニームなどの忌避素材を活用すること、密閉容器への収納などが有効です。古くは米蔵の天敵として農家に恐れられてきた昆虫であり、現代でも家庭の米びつで発見される身近な害虫の代表例です。

使い方・例文

暑い夏の後に米びつを開けると、小さな茶色い虫が動き回っていることがあります。これがコクゾウムシで、米を涼しい場所・密閉容器で保管することが予防の基本です。

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