ソンガイ帝国とは?
そんがいていこく
ソンガイ帝国とは、15〜16世紀に西アフリカのニジェール川流域で最大版図を誇った、イスラム文化が栄えた帝国です。
ソンガイ帝国(ソンガイていこく)は、現在のマリ・ニジェール・ナイジェリアにまたがるニジェール川中流域を本拠とした西アフリカの大帝国です。15世紀後半にソンニ・アリ(アリ大王)のもとで急速に拡大し、マリ帝国を吸収して西アフリカ史上最大の帝国となりました。
16世紀にはアスキア・ムハンマド1世が実権を握り、帝国の最盛期を迎えました。彼はイスラム法に基づく統治体制を整備し、トンブクトゥをイスラム学問の一大中心地として発展させました。トンブクトゥのサンコレ大学やジンガレイベル・モスクは、この時期に隆盛を極めました。
ソンガイ帝国の経済基盤はサハラ交易にありました。
- 黄金・象牙・奴隷を北アフリカへ輸出
- 塩・銅・織物・馬などを輸入
- トンブクトゥはサハラ交易の要衝として繁栄
しかし1591年、モロッコのサード朝が火器を用いた軍で侵攻し、ソンガイ軍は敗北しました。その後、帝国は分裂して複数の小国家に解体され、西アフリカの政治地図は大きく塗り替えられました。ソンガイ帝国はアフリカ史を語る上で欠かせない存在です。
使い方・例文
「ソンガイ帝国時代のトンブクトゥは『黄金の都市』として知られ、学者や商人が各地から集まった」のように、アフリカ史やイスラム文化の拡散を論じる際に登場します。
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