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セントローレンス川とは?

せんとろーれんすがわ

セントローレンス川は北米の五大湖大西洋を結ぶ全長約3,000キロメートルの大河で、カナダ東部の大動脈となっています。

セントローレンス川(St. Lawrence River)は、カナダのオンタリオ州とケベック州を東流し大西洋に面したセントローレンス湾へと注ぐ大河です。オンタリオ湖の東端を源流とした場合の川本体の長さは約1,200キロメートルですが、五大湖全体を水系に含めると流域は約3,000キロメートル以上に及び、北米中央部の広大な内陸水域と大西洋を結ぶ重要な水路を形成しています。

16世紀にフランスの探検家ジャック・カルティエがこの川を遡り、カナダ内陸部への探検を行ったことで、ヨーロッパ人による本格的な入植と毛皮交易が始まりました。その後モントリオールやケベックシティといった都市がこの川沿いに発展し、現在もカナダ東部の経済・文化の中心軸となっています。

1959年に完成したセントローレンス海路(セウェイ)の整備により、大型外洋船が五大湖まで直接航行できるようになり、シカゴやデトロイトなど内陸の工業都市と世界市場が直結されました。この海路は現代の内陸海運の代表的な成功例として知られています。

川の河口部は幅が非常に広く「セントローレンス湾」と呼ばれる内海に近い環境で、シロナガスクジラやシロイルカが生息することでも有名です。環境面では工業排水や農業由来の汚染が長年問題視されており、カナダ政府による水質改善プログラムが継続されています。

基本データ

長さ 3,058 km

出典:Wikidata

使い方・例文

「セントローレンス川のクジラウォッチング」のように観光文脈で登場するほか、北米の地理や歴史の学習で五大湖と大西洋を結ぶ水路として頻繁に言及されます。

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