五大湖とは?
ごだいこ
五大湖とは、北アメリカ大陸に位置するスペリオル湖・ミシガン湖・ヒューロン湖・エリー湖・オンタリオ湖の5つの淡水湖の総称です。
五大湖(Great Lakes)は、アメリカ合衆国とカナダの国境付近に連なる世界最大規模の淡水湖群です。5つの湖を合わせた水面面積は約24万5000平方キロメートルに達し、地球上の地表淡水の約21%を蓄えているとも言われます。
5つの湖はそれぞれ以下の特徴を持ちます。
- スペリオル湖:5湖のなかで最大・最深部を持ち、面積は世界最大級の淡水湖。
- ミシガン湖:アメリカ合衆国領のみに属する唯一の湖で、シカゴが南岸に位置する。
- ヒューロン湖:多くの島を内包し、スペリオル湖とセントクレア川でつながる。
- エリー湖:5湖中もっとも浅く、20世紀後半には水質汚染が特に深刻化した。
- オンタリオ湖:最も小さいが、セントローレンス川を通じて大西洋に通じる最下流の湖。
五大湖はセントローレンス海路で大西洋と連結されており、鉄鋼・自動車産業が集積する「ラストベルト」と呼ばれる工業地帯の水運を長年支えてきました。また沿岸都市(デトロイト・クリーブランド・トロントなど)の飲料水源としても不可欠な存在です。
かつて工業排水や農薬流入による富栄養化・水質悪化が深刻でしたが、1972年の米加大湖水質協定(Great Lakes Water Quality Agreement)締結以降、環境保全の取り組みが強化され水質は徐々に改善されています。観光・漁業・航路・水源と多方面で北米経済を支える戦略的な淡水資源です。
使い方・例文
「五大湖は北米最大の淡水資源であり、その沿岸都市では湖の水が水道水として利用されている」というように、地理や環境の授業・ニュースでよく登場する語です。
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