スナドリネコとは?
すなどりねこ
スナドリネコとは、東南アジアから南アジアにかけて生息する、魚を主食とする半水生の野生ネコ科動物です。
スナドリネコ(漁り猫、学名:Prionailurus viverrinus)は、ネコ科に属する中型の野生ネコで、体長は約57〜78センチメートル、体重はおよそ5〜8キログラムです。インド、スリランカ、バングラデシュ、東南アジア(タイ、ミャンマー、ベトナムなど)の湿地帯、マングローブ林、河川・湖沼の周辺に生息しています。
名前の通り、魚を主食とする数少ないネコ科動物の一つです。前肢の指の間にわずかな水かきがあり、泳ぎが得意なほか、水中に頭を突っ込んで素早く魚を捕らえる技巧を持ちます。また、二枚貝や甲殻類、カエル、鳥類、小型哺乳類なども食べる機会主義的な捕食者です。
スナドリネコの主な特徴は次の通りです。
- 短くて粗い灰褐色の毛に不規則な斑点がある
- 半水生の生活に適した頑丈な体つきと短い尾を持つ
- 夜行性で単独行動が基本
- IUCNレッドリストで「危急種(VU)」に分類されている
湿地の開発・干拓、水質汚染、農薬による餌の減少などによって生息地が急速に失われており、個体数は減少傾向にあります。日本の動物園でも飼育されており、水辺でのダイナミックな採食行動が観覧者に人気の動物です。
使い方・例文
スナドリネコは動物園の展示や野生動物の特集番組で「魚を捕るネコ」として紹介されることが多く、湿地保全の文脈でも取り上げられます。
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