ステリスとは?
すてりす
ステリスとは、中南米の熱帯雨林を主な原産地とするラン科の着生ランの属で、小さくて繊細な花を多数咲かせる種を多数含みます。
ステリス(Stelis)は、ラン科(Orchidaceae)プレウロタリス連に属する着生ランの属で、主に中南米の熱帯雨林・霧に包まれた雲霧林に自生しています。属内の種数は非常に多く、数百種以上が含まれると考えられており、分類学的な研究が現在も続いています。
ステリスの花は1輪1輪が非常に小さく、数ミリほどのものが多いですが、長い花茎に多数の花が連なって咲く姿は繊細で独特の美しさがあります。花の色は白・緑・赤・紫など多様で、種によっても大きく異なります。葉は肉厚で革質のものが多く、乾燥にある程度耐えますが、基本的に高湿度の環境を好みます。
栽培においては以下の環境が適しています。
- 涼しい〜中温の温度帯(雲霧林型の種は特に高温を嫌う)
- 高湿度を好み、通気性の確保も重要
- 強い直射日光は避け、明るい遮光下で管理する
- 小型のバーク植えやコルク付けで栽培されることが多い
ミニチュアラン(小型ラン)愛好家の間で根強い人気があり、コレクションの一角を担う存在です。
使い方・例文
ラン専門の植物展示会では、ステリスの花茎に連なる小花がルーペで観察され、その繊細な構造に愛好家が見入る場面が見られます。
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