シロチョウ科とは?
しろちょうか
シロチョウ科とは、白や黄色の翅を持つチョウの仲間で、モンシロチョウやキチョウなどが代表的な科です。
シロチョウ科(学名:Pieridae)は、チョウ目に属する昆虫のグループで、世界中に1000種以上が知られています。日本でもモンシロチョウ・ツマキチョウ・キチョウ・モンキチョウなど身近な種が多く、都市部から山地まで広く分布しています。
名前のとおり白や黄色・オレンジ色を基調とした翅を持つ種が多く、翅の色は尿酸系の色素(白)やフラボノイド系色素(黄・橙)によって生み出されます。オスとメスで翅の紋様が異なる性的二型を示す種も多く、紫外線下では人間には見えない模様が現れることが知られています。
幼虫の食草はアブラナ科・マメ科・カタバミ科など特定の植物群に集中しており、モンシロチョウはキャベツやブロッコリーなどアブラナ科の作物を食べるため農業害虫としても知られます。成虫は花の蜜を吸い、訪花行動によって受粉を助ける益虫としての側面も持ちます。
シロチョウ科のチョウは春から秋にかけて複数回発生し、種によっては成虫または蛹で越冬します。生態系における役割や、翅の色と温度適応の関係など、進化生態学の研究対象としても重要なグループです。
使い方・例文
学校の理科の観察実験では、モンシロチョウの卵・幼虫・蛹・成虫の成長過程を追う際に、シロチョウ科の代表例として取り上げられます。
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