シベリア台地とは?
しべりあだいち
シベリア台地とは、ロシアのシベリア地方に広がる広大な台地状の地形で、中央シベリア高原とも呼ばれる極寒の大地です。
シベリア台地(シベリアだいち)は、ロシア連邦のシベリア地方に広がる広大な台地状の地形の総称で、特に中央シベリア高原(エニセイ川とレナ川の間に広がる)を指すことが多いです。平均標高はおよそ500〜700m程度で、西のシベリア低地と東のヤクーティアの丘陵地帯の間に位置します。
中央シベリア高原は古生代から中生代にかけての岩盤(楯状地・卓状地)からなり、長期間の侵食によって形成されたなだらかな台地地形が広がっています。「プトラナ台地」はその代表的な地形で、ユネスコ世界自然遺産にも登録されています。広大な面積(プトラナ台地だけで約27万km2)に及ぶ溶岩台地が、複雑な峡谷・瀑布・湖を形成しています。
シベリア台地の自然的特徴としては以下が挙げられます。
- 永久凍土(パーマフロスト)が地面深くまで発達しており、気候変動による融解が問題化している
- タイガ(針葉樹林帯)がほぼ全域を覆い、木材資源として重要
- 冬は極寒(−40〜−60℃になる地点もある)で、夏は短く気温差が激しい大陸性気候
- 大規模な鉱物資源(石炭・鉄鉱石・非鉄金属など)が眠り、資源開発の面でも注目される
人口は非常に少なく、広大な原野が人の手を大きく離れた状態で残っています。近年は温暖化による永久凍土の融解が温室効果ガスの放出を招く「メタン爆弾」として国際的な関心を集めています。
使い方・例文
シベリア台地の大部分は永久凍土に覆われており、地球温暖化によってその融解が進むと大量のメタンガスが放出され、気候変動をさらに加速させるリスクがあると研究者たちが警鐘を鳴らしています。
この用語をシェア
最終更新: