温室効果とは?
おんしつこうか
「効果」の用語まとめを見る温室効果とは、大気中の特定のガスが太陽熱を地球に閉じ込め、気温を一定に保つ自然の仕組みのことです。
温室効果(おんしつこうか)とは、太陽からの熱(赤外線)が地球の表面から宇宙に逃げるのを大気中の特定のガスが吸収・再放射することで、地球表面の気温を高く保つ現象のことです。農業用温室(ビニールハウス)が内部の熱を逃がさず暖かく保つ仕組みに似ていることから「温室効果」と名付けられました。
温室効果をもたらすガスを「温室効果ガス(GHG: Greenhouse Gas)」といい、主なものには以下が含まれます。
- 二酸化炭素(CO₂):化石燃料の燃焼・森林破壊が主な排出源
- メタン(CH₄):農業(水田・家畜)・廃棄物処理から排出
- 一酸化二窒素(N₂O):農業・工業プロセスから排出
- フロン類(HFC等):冷媒・発泡剤として使用
温室効果は地球に生命が存在するために不可欠な自然の仕組みです。温室効果がなければ地球の平均気温は約マイナス18℃になるとされており、現在の約14℃前後の気温は温室効果によって維持されています。しかし、産業革命以降、人間活動による温室効果ガスの排出が急増したことで温室効果が過剰になり、地球温暖化が進んでいることが大きな問題となっています。
国際社会はパリ協定(2015年採択)において、産業革命前と比べた気温上昇を1.5〜2℃に抑えることを目標に掲げ、温室効果ガスの排出削減に取り組んでいます。
使い方・例文
自動車や発電所が排出する二酸化炭素が大気中に蓄積すると温室効果が強まり、地球全体の気温が上昇する地球温暖化につながります。
この用語をシェア
最終更新: