砂漠化とは?
さばくか
砂漠化とは、乾燥・半乾燥地帯の土地が人為的・気候的要因によって砂漠のように不毛になっていく現象です。
砂漠化とは、本来は草原や農地として利用できた土地が、植生を失い砂や岩ばかりの不毛な状態に変化していく現象を指します。国連の定義では「乾燥・半乾燥・乾燥半湿潤地域における、気候変動や人間活動を含む様々な要因による土地の劣化」とされています。
原因は大きく二つに分けられます。一つは人為的要因で、過度な農耕・放牧による植生の破壊、薪炭材採取のための森林伐採、農業用水の過剰な灌漑による塩類集積などが含まれます。もう一つは気候的要因で、降雨量の減少や干ばつの長期化が土地の乾燥化を促します。
砂漠化が深刻な地域として、サハラ砂漠南縁の「サヘル地帯」(アフリカ)や中国北部の黄土高原などが挙げられます。砂漠化が進むと農業生産が激減し、地域住民の食料不足や難民発生につながります。世界では毎年数百万ヘクタール規模で農地が失われているとされ、国連は3月17日を「世界砂漠化・干ばつ対策の日」と定めて啓発活動を行っています。
対策としては、防砂林の植林、土地利用の規制、持続可能な農業技術の普及などが進められています。砂漠化は気候変動とも密接に絡み合う複合的な環境問題です。
使い方・例文
アフリカのサヘル地帯では砂漠化が深刻で、かつての農地が砂に覆われ住民が移住を余儀なくされる事態が続いている。
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