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酸性雨とは?

さんせいう

酸性雨とは、大気中の汚染物質が溶け込んで酸性度が高くなった雨のことで、森林や湖沼・建物に被害を与えます。

酸性雨とは、工場や自動車などから排出された硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)が大気中の水分と反応して硫酸や硝酸になり、通常より強い酸性を持つようになった雨・雪・霧などの降水のことです。

雨は本来、大気中の二酸化炭素が溶け込んでいるためpH5.6程度の弱酸性です。一般に、pH5.6以下の降水を酸性雨と定義します。深刻な地域ではpH4を下回るケースもあり、これはレモン果汁に近い酸性度です。

酸性雨による主な被害は次の通りです。

  • 森林の枯死:木の葉や根がダメージを受け、広範囲の森林が枯れる
  • 湖沼の酸性化:魚や水生生物が死滅し、生態系が破壊される
  • 建造物の腐食:大理石や金属製の建物・彫刻・橋などが溶ける
  • 土壌への影響:植物の成長に必要なミネラルが溶け出して流出する

酸性雨は国境を越えて広がるため、国際的な協力で排気ガス規制や脱硫装置の導入が進められてきました。環境問題の代表例として、地球規模での取り組みが求められています。

使い方・例文

「ヨーロッパでは酸性雨によって多くの森林が枯れ、湖から魚が消えるなど深刻な被害が出た」のように、環境問題の学習や国際ニュースで登場します。

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