フロン類とは?
ふろんるい
フロン類とは、炭素・フッ素・塩素などを含む化合物の総称で、オゾン層破壊や温室効果の原因物質として国際的に規制されています。
フロン類とは、炭素原子にフッ素・塩素・水素などが結合した化合物群の総称で、クロロフルオロカーボン(CFC)をはじめ、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)やHFC(ハイドロフルオロカーボン)などの種類があります。1930年代に冷媒・断熱材発泡剤・スプレー噴射剤として普及した工業製品です。
フロン類が問題視される理由は二つあります。第一に、CFCやHCFCに含まれる塩素原子が成層圏に到達してオゾン層を破壊し、地表への有害な紫外線(UV-B)量を増加させることです。1980年代にオゾンホールが南極上空で発見されたことで、1987年に「モントリオール議定書」が採択され、CFCおよびHCFCの生産・消費が段階的に廃止されました。
第二に、オゾン破壊性のないHFCは代替フロンとして普及しましたが、CO₂の数百〜数万倍という強力な温室効果を持つことが判明しています。2016年のモントリオール議定書「キガリ改正」により、HFCも段階的削減の対象となりました。
日本では「フロン排出抑制法」に基づき、業務用冷凍空調機器の点検・回収・破壊が義務化されており、機器の廃棄時にはフロン類を適切に回収することが法律で定められています。
使い方・例文
エアコンや冷蔵庫の冷媒として使われるフロン類は、機器の廃棄時に大気中へ放出されないよう専門業者による回収が義務付けられています。スプレー缶の噴射剤としても使われてきましたが、現在はフロンを使わない製品が主流になっています。
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