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シネマスコープとは?

しねますこーぷ

シネマスコープとは、横長の横縦比(アスペクト比)を持つ映画の映像フォーマットで、臨場感あふれる広大な画面を実現した上映方式のことです。

シネマスコープ(CinemaScope)とは、20世紀フォックス社が1953年に導入したワイドスクリーン映画のフォーマットで、アナモルフィックレンズを用いてアスペクト比2.35:1(後に2.39:1)の横長画面を実現した映像方式です。同年公開の『聖衣』が世界初のシネマスコープ作品として知られています。

仕組みとしては、撮影時にアナモルフィックレンズで映像を横方向に圧縮して35mmフィルムに記録し、上映時に専用の映写レンズで水平方向に引き伸ばして広大な画面を映し出します。これにより、フィルムのコマサイズを変えることなくワイドな映像を実現できました。

シネマスコープが普及した背景には、1950年代にテレビの普及で映画観客が減少し、映画産業が差別化のため大画面・高品質な映像体験を提供しようとした時代的事情があります。その後、他の映画会社も独自のアナモルフィック方式(パナビジョンなど)を開発し、現在はシネマスコープという呼称が広義の横長映画全般を指す場合もあります。

現代のデジタル映画でも2.39:1のアスペクト比は「スコープサイズ」として広く使われており、スペクタクル作品や風景を重視した映画に好んで採用されています。

使い方・例文

壮大な砂漠の風景を映し出すためにシネマスコープのアスペクト比が選ばれ、横長の画面が荒野の広がりを余すところなく表現した。

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