サラセニアとは?
さらせにあ
北米原産の食虫植物で、筒状の葉に昆虫を誘い込んで捕食する独特の仕組みを持つ湿地性の植物です。
サラセニア(Sarracenia)は、北アメリカ東部の湿地帯に自生する食虫植物の属で、モウセンゴケ科サラセニア属に分類されます。筒状に変形した葉(捕虫葉)が特徴的で、その形状から「瓶子草(へいしそう)」とも呼ばれます。
捕食の仕組みは落とし穴式です。筒状の葉の内壁には下向きの毛や蠟状物質が生えており、誘引された昆虫が滑って筒の中に落ちると脱出できなくなります。葉の底部には消化液が溜まっており、落ちた昆虫を分解して窒素などの栄養を吸収します。
サラセニアには複数の種があり、葉の形・色・サイズが多彩です。Sarracenia purpurea(パープレア)のように低くずんぐりした種から、S. leucophyllaのように白い網目模様の美しい葉を持つ種まで様々あります。春から初夏にかけて個性的な花を咲かせることでも知られています。
栄養の乏しい湿地土壌への適応として食虫性が進化したと考えられています。園芸植物としても人気があり、日当たりの良い場所と清潔な水(雨水・蒸留水)を用いた栽培が推奨されます。
使い方・例文
湿地性植物を扱う園芸店でサラセニアの鉢植えを見かけたとき、筒状の葉の中に溜まった液体と虫の存在に驚く人も多いです。
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