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サマタ瞑想とは?

さまためいそう

サマタ瞑想とは、一点の対象に意識を集中し続けることで心を静め、深い落ち着きと集中力を育む瞑想法です。

サマタ瞑想(サマタめいそう)は、パーリ語で「止」や「静止」を意味するsamathaに由来する瞑想法です。仏教の伝統に根ざしており呼吸・炎・色のついた円盤(カシナ)・慈悲の感覚など、特定の一点に意識を固定し続けることで、散乱した心を徐々に静めていきます。

実践の仕組みとしては、まず瞑想の対象を選び、意識がそこから離れるたびにやさしく戻し続けます。この繰り返しによって「定(じょう)」と呼ばれる深い集中状態が育まれ、禅定(ジャーナ)と呼ばれる吸収状態に至ることが目標とされます。禅定には浅いものから深いものまで複数の段階があるとされています。

サマタ瞑想が重視される理由には次の点が挙げられます。

  • 日常的なストレスや不安を和らげる「心の静寂」をつくる
  • 集中力と忍耐力を高め、他の瞑想実践の基盤となる
  • 仏教では智慧を開くためのヴィパッサナー瞑想と対をなす
  • 現代のマインドフルネス実践にも部分的に取り入れられている

ヴィパッサナー瞑想が「観察(洞察)」を主眼とするのに対し、サマタ瞑想は「止息(心を止め落ち着ける)」を主眼とします。両者は補い合う関係にあり、多くの伝統ではセットで学ばれます。

使い方・例文

毎朝10分間、ろうそくの炎を対象にサマタ瞑想を実践することで、散漫な思考が落ち着き、日中の集中力が高まったという報告がよく見られます。

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