コロケーションとは?
これけーしょん
コロケーションとは、ある言語において特定の単語どうしが慣用的に組み合わさって使われる、自然な語の共起パターンのことです。
コロケーション(collocation)とは、ある言語において特定の語が別の特定の語と慣習的・自然に組み合わせて用いられる現象、またはその語の組み合わせ自体を指します。「強い」と「コーヒー」が結びついて「strong coffee」と言う一方、「powerful coffee」とは言わない、といった例がその典型です。
コロケーションは完全に固定した慣用句(イディオム)とは異なり、個々の語の意味を保ちながらも特定の組み合わせが「自然な言い方」として定着しているものです。語どうしの共起確率が高いという統計的特性があり、コーパス言語学ではテキストデータから自動的に抽出する研究も盛んです。
コロケーションは大きく以下のような種類に分けられます。
- 動詞+名詞(例: 「決断を下す」「約束を守る」)
- 形容詞+名詞(例: 「深刻な問題」「強固な意志」)
- 副詞+動詞(例: 「強く主張する」「ひどく傷つく」)
- 名詞+名詞(例: 「課題解決」「情報収集」)
第二言語習得においてコロケーションの習得は重要な課題で、学習者が不自然な語の組み合わせを使う誤りはしばしばコロケーションの知識不足に起因します。語学辞書やコーパスではコロケーション情報が重視されています。
使い方・例文
「『重大な』と『ミス』は自然なコロケーションだが、『重い』と『ミス』は不自然に聞こえる」のように、語学学習や翻訳・ライティングの場面で使われます。
この用語をシェア
最終更新: