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コーパス言語学とは?

こーぱすげんごがく

コーパス言語学とは、実際の言語使用例を大量に収集したデータベース(コーパス)を統計的に分析することで、言語の実態を明らかにする言語学の一分野です。

コーパス言語学(corpus linguistics)は、大規模な言語データ(コーパス)をコンピュータを用いて分析し、言語の使用パターン文法規則・語彙の傾向などを帰納的に研究する手法・分野です。「コーパス(corpus)」はラテン語で「体・集合体」を意味し、言語学では実際に使用された言語サンプルの集積を指します。

コーパス言語学の特徴は、研究者の内省(「この文は自然か?」という直感)ではなく、実際の言語使用の証拠に基づいて分析を行う点にあります。具体的な研究手法として以下のものがあります。

  • コンコーダンス分析:特定の語が実際にどのような文脈で使われているかを大量の用例から調べる
  • 頻度分析:語や表現の使用頻度を定量的に把握する
  • コロケーション分析:特定の語がどの語と一緒に出現しやすいかを統計的に明らかにする
  • コーパス比較:時代・地域・ジャンル別のコーパスを比較し、言語変化や文体差を探る

代表的なコーパスとして、英語では「British National Corpus(BNC)」や「Corpus of Contemporary American English(COCA)」、日本語では「国立国語研究所コーパス(BCCWJ)」などがあります。コーパス言語学の知見は辞書編纂・語学教育・自然言語処理にも広く応用されています。

使い方・例文

「コーパス言語学の手法を用いると、教科書では自然とされていた表現が実際の話し言葉ではほとんど使われていないといった実態が明らかになります。」

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