コガタコガネグモとは?
こがたこがねぐも
コガタコガネグモとは、日本に生息するコガネグモ科の小型のクモで、X字型の白い飾り帯(ハビタクル)を巣に作ることが知られています。
コガタコガネグモ(学名:Argiope minuta)は、コガネグモ科コガネグモ属に分類される比較的小型のクモです。日本・東南アジア・東アジアに広く分布し、草地や田んぼの周辺、藪の中などに生息しています。
コガネグモ属の特徴であるハビタクル(隠れ帯・白帯)を巣の中央部に作ります。X字または縦縞状の白い絹糸構造で、巣の視認性を高めたり、鳥の衝突を防いだりする機能があると考えられていますが、正確な役割については研究が続いています。
同属のコガネグモ(Argiope bruennichi)とよく似ていますが、コガタコガネグモはその名のとおりひとまわり小さく、腹部の模様も若干異なります。主な特徴を以下に挙げます。
- 体長:メスで約10〜15ミリ程度
- 腹部:黄色と黒の横縞模様
- 巣:円形の整った巣にハビタクルを付加
- 捕食:主に小昆虫・小型飛翔昆虫
秋にかけて成体が見られ、草の葉裏や低木に卵のうを作って産卵します。農業環境でも見かけることが多く、益虫として農業生態系において一定の役割を担っています。
使い方・例文
夏から秋にかけて田んぼや草原の近くを歩いていると、巣の中央にX字の白い帯をもつ特徴的な網として発見されることがあり、昆虫観察や生物多様性調査の記録対象として登場します。
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