グラッパとは?
ぐらっぱ
グラッパとは、ワイン醸造後に残るブドウの搾りかすを原料としたイタリア発祥の蒸留酒です。
グラッパ(Grappa)は、ワインを造る際にブドウから果汁を搾り取った後に残る皮・種・茎などの固形物「ヴィナッチャ(vinaccia)」を発酵・蒸留して作られるイタリアのブランデーの一種です。EU規則によりイタリア国内で製造されたものだけが「グラッパ」を名乗ることができ、イタリアの地理的表示が認められています。
グラッパの製造では、ワイン醸造後に残ったヴィナッチャを速やかに回収し、水や酵母を加えて発酵させた後、単式または連続式の蒸留器で蒸留します。アルコール度数は一般的に37.5〜60度程度と高く、原料となるブドウ品種によって風味が大きく変わります。
種類は熟成の有無などによって分けられます。
- ジョーバネ(giovane):熟成なし、フレッシュで刺激的な香り
- アフィナータ(affinata):短期間木樽で熟成
- ヴェッキア(vecchia)・リゼルバ(riserva):長期熟成で色と複雑さが増す
- アロマティカ:ゲヴュルツトラミネールなど芳香品種由来
イタリアでは食後酒(ディジェスティーヴォ)として食後にストレートで飲むのが一般的です。また「カフェ・コレット」と呼ばれるエスプレッソに少量加えて楽しむ飲み方も伝統的です。近年はカクテルの素材としても注目されています。
使い方・例文
イタリア料理店でコースの締めくくりに「グラッパはいかがですか?」と勧められることがあります。エスプレッソに数滴垂らして「カフェ・コレット」として楽しむ飲み方も広く親しまれています。
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