クレマチス属とは?
くれまちすぞく
クレマチス属とは、キンポウゲ科に属するつる性植物の属で、世界中に多数の原種と園芸品種が存在する観賞用植物の代表格です。
クレマチス属(学名:Clematis)は、キンポウゲ科に属するつる性・木本性の植物群で、北半球を中心に世界各地に300種以上の原種が自生しています。ギリシャ語で「つる」を意味する「klema」が語源とされており、英語では「クレマチス」、日本では「鉄線(テッセン)」や「風車(カザグルマ)」の名でも親しまれています。
クレマチス属の植物は葉柄を巻きひげのように使って支柱やフェンスに絡みつきながら成長します。花は4〜8枚(または多数)の花びら状の萼片が広がる形が特徴で、品種によって花の大きさは直径2センチメートルほどの小輪から20センチメートルを超える大輪まで多様です。色も白・紫・青・赤・ピンクなど豊富で、八重咲き品種も多く育成されています。
主な分類と特徴は以下のとおりです。
- 大輪系品種:観賞性が高く、ガーデニングで最も広く栽培される
- モンタナ系:小輪の花を多数つけ、旺盛な生育力を持つ
- ビチセラ系:夏から秋にかけて開花し、強健で育てやすい
- テキセンシス系:チューリップ型の花が特徴的
開花期は品種によって春・夏・秋と異なり、また剪定の方法も系統ごとに違います。日本では江戸時代から園芸化が進んでおり、欧米でも19世紀以降多くの交配品種が作出されました。現在は「つる植物の女王」とも呼ばれ、フェンスや壁面緑化に広く利用されています。
使い方・例文
庭のフェンスにクレマチスを這わせると、春から夏にかけて大輪の紫や白の花が次々と咲き、立体的な庭の演出に活躍します。
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