キンポウゲ科とは?
きんぽうげか
キンポウゲ科とは、世界中に分布する被子植物の科で、ウメ・バラとは別系統の草本・低木を多く含む植物グループです。
キンポウゲ科(Ranunculaceae)は、被子植物の真正双子葉類に属する植物の一科で、世界に約60属・2500種以上が知られています。北半球の温帯から寒帯にかけて特に種類が豊富で、日本にもウマノアシガタ(キンポウゲ)、ヒメウズ、トリカブト、クレマチス、アネモネなど多数の種が自生・栽培されています。
キンポウゲ科の植物は形態的に多様ですが、共通する特徴として
- 花弁・萼片の数が不定で、しばしば多数
- 雄しべが多数、らせん状に配列する
- 子房が複数に分かれた離生心皮
- アルカロイドなどの有毒成分を含む種が多い
科を代表する属は多様で、観賞植物としてはクレマチス(テッセン)やアネモネ、デルフィニウム、ラナンキュラスが有名です。一方、トリカブト属はアコニチンという猛毒を含み、薬草・毒草としても知られます。
生態的には草本性が多く、春先に早咲きする種(スプリング・エフェメラル)も多い。植物分類学上はAPG体系でキンポウゲ目(Ranunculales)に置かれ、ケシ科やメギ科と近縁とされています。
使い方・例文
園芸店でよく見かけるラナンキュラスや、春山を彩るアネモネはどちらもキンポウゲ科の代表的な植物です。
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