本文へスキップ

クリオロ種とは?

くりおろしゅ

クリオロ種とは、カカオ豆の品種のひとつで、風味の繊細さと希少性から「カカオの王様」と称される最高級品種ですが、病害に弱く生産量が非常に少ないです。

クリオロ種(Criollo)は、カカオTheobroma cacao)の主要3品種のひとつで、中南米の一部地域に原産を持つ古い品種です。カカオ豆の品種はクリオロ・フォラステロ・トリニタリオの3系統に大別され、クリオロはその中で最も希少で高品質とされています。

クリオロ種の特徴は次のとおりです。

  • 風味:苦味や酸味が少なく、ナッツ・バニラ・フルーツのような複雑で繊細な香りを持つ
  • 豆の外観:果皮は赤みがかり、内部の豆は白〜薄紫色
  • 生産量:世界のカカオ生産量のわずか数%程度に過ぎない
  • 栽培の難しさ:病害虫への耐性が低く、収量も少ないため農家への負担が大きい

主な産地はベネズエラ・メキシコ・ニカラグア・ペルー・マダガスカルなど限定的な地域です。特にベネズエラ産クリオロは「チョルアーノ」「ポルセラーナ」などの希少サブバリエティが知られています。

ショコラティエや高級チョコレートメーカーはクリオロを好んで使用し、単一農園・単一品種のビーン・トゥ・バーチョコレートにおいて最高級のポジションを占めています。価格もフォラステロ種に比べて大幅に高く、希少性と品質の高さが価値を支えています。

使い方・例文

高級チョコレートの産地・品種表示で「クリオロ種使用」と記載されていると、繊細で上品な風味が期待できる最高級品の証しとされます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語