カカオとは?
かかお
カカオとは、チョコレートやコーヒーの原料となる種子を実らせる熱帯植物で、中南米原産のアオギリ科の常緑樹です。
カカオ(Cacao、学名:Theobroma cacao)は、中南米を原産とするアオギリ科(または分類によってはアオイ科)の常緑高木です。学名のTheobromaはギリシャ語で「神々の食べ物」を意味し、古代マヤ・アステカ文明においても神聖な植物として珍重されていました。
カカオの木は高温多湿の熱帯雨林に育ち、幹から直接果実(カカオポッド)をつけます。果実は長さ10〜30センチほどのラグビーボール型で、中には白い果肉(パルプ)に包まれた種子(カカオ豆)が30〜40粒ほど入っています。
カカオ豆はチョコレートやコーヒーの原料として以下のような加工が行われます。
- 収穫後に発酵・乾燥させてカカオ豆を作る。
- 焙煎・粉砕して「カカオマス」「カカオバター」「ココアパウダー」に分離する。
- これらを組み合わせて板チョコや菓子類・飲料が製造される。
現在の主な生産地は西アフリカ(コートジボワール・ガーナなど)が世界シェアの大部分を占めており、南米(エクアドル・ブラジル)や東南アジア(インドネシア)も重要な産地です。
カカオ豆にはポリフェノール(カカオポリフェノール)が豊富に含まれており、抗酸化作用や血圧低下への影響が研究されています。高カカオチョコレートとして健康志向の消費者にも注目されています。一方で、児童労働や環境破壊などサプライチェーン上の課題も国際的な議論の的となっています。
使い方・例文
スーパーに並ぶチョコレートバーの成分表に「カカオマス」や「カカオ分70%以上」と書かれているのをよく見かけますが、これはカカオ豆から作られた原料の含有割合を示しています。
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