アオギリ科とは?
あおぎりか
アオギリ科とは、熱帯・亜熱帯を中心に分布する木本性の植物の科で、アオギリをはじめとする樹木が含まれます。
アオギリ科(Sterculiaceae)は、双子葉植物の一科であり、おもに熱帯・亜熱帯地方に分布する木本(樹木)・低木・まれに草本を含む植物群です。近年のAPG分類体系(被子植物系統グループ)ではアオイ科(Malvaceae)に統合されていますが、伝統的な形態分類ではアオギリ科として扱われることが多くあります。
代表的な属・種として、次のものが知られています。
- アオギリ(Firmiana simplex):日本でも親しまれる落葉高木。大きな葉と独特の翼果が特徴
- カカオ(Theobroma cacao):チョコレートの原料として世界的に重要な経済植物
- コーラノキ(Cola spp.):コーラ飲料の語源となった植物
アオギリ科の植物は、雄しべが合着して筒状になる特徴的な花の形態と、星状毛を持つ場合が多い葉が識別の手がかりとなります。木材・繊維・食品(カカオ)など経済的利用も多岐にわたります。
日本に自生するアオギリは公園樹・街路樹として植えられることがあり、中国では「梧桐」として古くから詩歌にも登場する文化的な木です。葉がフェニックスが止まる木として伝説にも描かれています。
使い方・例文
植物園の熱帯温室でカカオの木が展示されているとき、その解説板に「アオギリ科(現・アオイ科)」と記載されていることがあります。
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