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キームンとは?

きーむん

キームンとは、中国・安徽省祁門県産の紅茶で、独特の蘭に似た芳香「祁門香」を持ち、世界三大紅茶のひとつに数えられます。

キームン(祁門紅茶、Keemun)は、中国・安徽省南部の祁門県で生産される紅茶の銘柄で、その繊細な香りと深い味わいから世界的に高い評価を受けています。ダージリンインド)、ウバスリランカ)と並んで「世界三大紅茶」のひとつに挙げられることが多く、「紅茶のブルゴーニュ」とも称されます。

キームンの最大の特徴は、「祁門香(きーもんこう)」と呼ばれる独特の芳香です。これはスズランや蘭を思わせる花のような甘い香りで、ほかの産地の紅茶とは一線を画す個性です。この香りは、祁門県の高地に広がる茶園の気候・土壌・茶樹の品種(槠葉種)が複合的に作用して生まれるとされています。

製法は完全発酵(Full Oxidation)による紅茶製法で、茶葉は細かく撚られ(よられ)、紅黒色の外観を持ちます。水色(すいしょく)は透明感のある赤橙色で、タンニンが穏やかであるため渋みが少なく飲みやすいのが特徴です。

キームンはストレートティーで楽しまれることが多いですが、ミルクティーにも合います。また、アールグレイのベースブレンドとして使われることもあります。中国では清朝末期から生産が本格化し、ヨーロッパの王室にも愛飲されてきた歴史を持ちます。

使い方・例文

「紅茶専門店でキームンをストレートで注文すると、ほのかな花のような甘い香りが漂い、渋みが少なくまろやかな味わいが楽しめた」というように、高品質な紅茶の選択肢として登場します。

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