ダージリンとは?
だーじりん
ダージリンとは、インド西ベンガル州の高地で生産される世界三大紅茶のひとつに数えられる高級紅茶です。
ダージリンは、インド東部のヒマラヤ山麓、西ベンガル州ダージリン地区(標高約600〜2500メートル)で栽培・生産される紅茶の名称です。「紅茶のシャンパン」とも称される繊細な風味と香りで知られ、ウバ(スリランカ)・キーマン(中国)とともに世界三大紅茶のひとつに数えられます。
ダージリンの最大の特徴は「マスカテルフレーバー」と呼ばれるマスカットに似た独特の芳香で、これは主に2番摘み(セカンドフラッシュ)の茶葉に現れます。収穫時期によって風味が大きく異なり、以下のように区分されます。
- ファーストフラッシュ(春摘み):3〜4月収穫。爽やかで青みのある軽い味わい
- セカンドフラッシュ(夏摘み):5〜6月収穫。マスカテルフレーバーが最も強く、最も珍重される
- オータムナル(秋摘み):10〜11月収穫。丸みのあるコクのある味わい
ダージリンの茶園は19世紀にイギリス植民地時代に開かれたものが多く、現在も個性的な農園(エステート)ごとに風味が異なります。生産量が限られているため本物のダージリンは希少であり、「ダージリン」を名乗る茶の多くはブレンド品であるとも指摘されています。
ストレートで飲むと繊細な香りが楽しめる一方、ミルクを加えると風味が損なわれることもあるため、ストレートティーとして楽しまれることが多いです。
使い方・例文
「午後のティータイムにセカンドフラッシュのダージリンを入れると、マスカットのような香りが広がって格別の一杯になる」といった形で、紅茶愛好家の会話やカフェのメニュー説明に登場します。
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