キャッサバとは?
きゃっさば
キャッサバとは、南米原産のトウダイグサ科の根菜で、熱帯地域で主食として広く利用される高デンプン食材です。
キャッサバ(cassava、学名:Manihot esculenta)は、トウダイグサ科イモノキ属の多年生低木で、その大型の根(芋)から採れるデンプンを主食とする地域が世界中に存在します。別名「マニオク」「タピオカプラント」とも呼ばれ、タピオカはキャッサバのデンプンを加工したものです。
原産地は南米ブラジル付近とされ、16世紀以降にポルトガル人によってアフリカ・アジアにもたらされました。現在ではナイジェリア・タイ・ブラジル・コンゴ民主共和国などが主要生産国で、サハラ以南アフリカや東南アジアの多くの地域で1億人以上の主食となっています。乾燥・やせた土地でも育つ強健さと、単位面積あたりのカロリー収量の高さが普及の背景にあります。
注意点として、生のキャッサバには青酸配糖体(シアン化水素の前駆体)が含まれており、適切な加熱・加工をせずに摂取すると中毒を起こす場合があります。このため市販品は安全に加工されたものが流通しています。栄養面ではデンプンが主体でエネルギー源として優れていますが、たんぱく質・脂質・ビタミンは少ないため、他の食品との組み合わせが重要です。
加工品としてはタピオカパール(ミルクティーのあのタピオカ)、ガリ(アフリカの発酵食品)、フラフラ(南米の粉状食品)などがあります。
使い方・例文
タピオカミルクティーのもちもちした「タピオカパール」はキャッサバのデンプンから作られており、スイーツや料理の素材として日常的に使われています。
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