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キバシリ科とは?

きばしりか

キバシリ科は、細長い嘴で木の幹を螺旋状に登りながら虫を探す小型鳥類グループです。

キバシリ科(学名:Certhiidae)は、スズメ目に属する小型の鳥類の一科で、「木走り」の名が示すとおり、木の幹を螺旋状に登りながら採食する独特の習性をもちます。

最大特徴は、細く下方に湾曲した嘴で、樹皮の隙間に潜む昆虫・蜘蛛・卵などを器用に取り出すことができる点です。また、尾羽の羽軸が硬くなっており、キツツキ類と同様に尾を支えに使いながら幹にしがみつくことができます。体は褐色と白のまだら模様で、木の幹に擬態しているため非常に見つけにくい鳥として知られています。

採食行動は特徴的で、まず木の根元から登りはじめ、幹を螺旋状にぐるぐると回りながら上へ移動します。頂上付近まで到達すると、そこから飛び降りて隣の木の根元へ移動し、再び上を目指すというパターンを繰り返します。これによりゴジュウカラ科との棲み分けが生まれており、同じ森に共存できる仕組みになっています。

日本ではキバシリ(学名:Certhia familiaris)の1種が生息し、主に本州以北の山地針葉樹林や混交林で見られます。世界には10種程度が知られており、ユーラシアと北米に分布しています。

使い方・例文

針葉樹の幹をくるくると螺旋状に登りながら嘴で樹皮をつつく小さな鳥を見かけたら、それはキバシリ科の鳥です。その地味な保護色から「幹に溶け込む鳥」とも称されます。

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