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キクガシラコウモリ科とは?

きくがしらこうもりか

キクガシラコウモリ科とは、鼻の周囲に菊の花びら状の鼻葉を持つコウモリの仲間で、精巧なエコーロケーションで知られる科です。

キクガシラコウモリ科(学名:Rhinolophidae)は、翼手目コウモリ目)に属する科で、鼻の周囲に複雑な形の鼻葉(ノーズリーフ)を持つことが最大特徴です。この鼻葉は菊の花びらに似た形をしており、和名「キクガシラ(菊頭)」の由来となっています。

キクガシラコウモリ科は高度に発達したエコーロケーション(反響定位)を行います。鼻から一定の周波数の超音波を発し、その反響によって獲物や障害物の位置・形・動きを精密に把握します。この「定周波型」のエコーロケーションは昆虫の羽ばたきによるドップラー効果まで感知できるとされます。

分布はアフリカ・ヨーロッパ・アジアにわたり、日本ではキクガシラコウモリ・コキクガシラコウモリなどが知られています。主に洞窟・廃坑・古い建物の屋根裏などを塒(ねぐら)とし、冬は集団で冬眠します。

近年、新型コロナウイルスなど様々なウイルスの宿主として科学的関心が高まっており、生態研究と保全が重要な課題となっています。

使い方・例文

洞窟探索や廃鉱山の調査中に、天井にぶら下がって眠っているコウモリを見かけた際、鼻周辺に複雑な突起があればキクガシラコウモリ科の可能性があります。

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