ガウズとは?
がうず
ガウズとは、磁束密度の古い単位で、CGS単位系において1平方センチメートルあたりの磁力線の数を表す単位のことです。
ガウス(Gauss、記号:G)は磁束密度(magnetic flux density)を表すCGS電磁単位系の単位で、数学者・物理学者のカール・フリードリヒ・ガウスに因んで名付けられました。
国際単位系(SI)では磁束密度の単位はテスラ(T)が用いられており、1テスラ=10,000ガウスの関係にあります。現在の科学技術分野ではテスラが標準ですが、地磁気の強さの表現や一部の工学分野では依然としてガウスが広く使われています。
代表的な磁束密度の目安は以下のとおりです。
- 地球の磁場:約0.25〜0.65ガウス(場所によって異なる)
- 冷蔵庫用マグネット:約100ガウス
- 医療用MRI装置:10,000〜30,000ガウス(1〜3テスラ)
- 強力なネオジム磁石表面:数千〜数万ガウス
「ガウス」という名前は同一人物に由来する複数の単位(ガウス分布、ガウスの法則など)にも使われており、文脈によって区別が必要です。磁場の強さを表す単位「エルステッド(Oe)」と混同されることもありますが、磁束密度と磁界の強さは概念として異なります。
使い方・例文
「地磁気の強度は地域によって異なるが、おおよそ0.3〜0.6ガウス程度であることが知られている」のように用いられます。
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