ガウスとは?
がうす
ガウスとは、磁束密度を表す単位の一つで、ドイツの数学者・物理学者カール・フリードリヒ・ガウスにちなんで命名されました。
ガウス(Gauss, 記号: G)は、CGS(センチメートル・グラム・秒)単位系における磁束密度の単位です。1ガウスは、1テスラ(SI単位系)の1万分の1(0.0001 T)に相当します。
この単位の名称は、19世紀ドイツが生んだ天才数学者・物理学者であるカール・フリードリヒ・ガウス(1777〜1855年)を記念してつけられました。ガウスは数論・代数学・統計学・電磁気学・天文学など多分野で卓越した業績を残し、「数学の王子」とも称されます。
磁束密度とは、ある面積を貫く磁力線の密度を表す量です。身近な例を挙げると、冷蔵庫に貼るマグネットの表面付近では数十〜数百ガウス程度、医療用MRI装置では数万〜数十万ガウス(数テスラ)の磁束密度が用いられます。地球の磁場は赤道付近で約0.3〜0.6ガウス程度です。
現在の国際単位系(SI)では磁束密度の単位としてテスラ(T)が正式に採用されており、ガウスはSI単位系の外に置かれた非SI単位です。ただし、永久磁石の強さや地磁気の測定など、工業・研究の現場では今もガウスが広く使われています。
使い方・例文
「このネオジム磁石の表面磁束密度は約3000ガウスある」「地磁気の強さは場所によって異なるが、おおむね0.3〜0.6ガウス程度である」のように使います。
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