カンタルとは?
かんたる
カンタルとは、フランス・オーヴェルニュ地方で作られる伝統的なセミハードタイプの牛乳チーズです。
カンタル(Cantal)は、フランス中南部のオーヴェルニュ地方、カンタル県を中心に生産される歴史ある牛乳チーズです。フランスで最も古いチーズのひとつとされており、その歴史は2000年以上前にさかのぼるともいわれています。
カンタルはAOP(原産地呼称保護)認定を受けており、指定地域内で生産された牛の乳のみを使用することが定められています。熟成期間によって以下の3種類に分類されます。
- カンタル・ジュンヌ(Jeune):熟成1〜2か月。マイルドでミルキーな風味
- カンタル・アンル・ドゥ(Entre-deux):熟成3〜9か月。バランスのよい味わい
- カンタル・ヴィユー(Vieux):熟成9か月以上。濃厚で深みのある風味
外見は円筒形で、灰色がかったナチュラルリンド(外皮)が特徴です。内部のペーストは熟成が進むほど黄色みを帯び、ほろりとした食感になります。料理にも多用され、アリゴ(じゃがいもとチーズを練ったオーヴェルニュの郷土料理)に欠かせない食材でもあります。
使い方・例文
「カンタル・ヴィユーはそのまま食べても美味しいが、アリゴに溶かして使うとコクが増す」のように、フランス料理やチーズの食べ方を紹介する場面で登場します。
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