カリバーンとは?
かりばーん
アーサー王伝説に登場する魔法の剣で、岩に刺さった状態から王のみが抜けるとされる剣のことです。
カリバーン(Caliburn)とは、イギリスの伝説的な王アーサーにまつわる物語に登場する剣の名称です。最も古い時代の文献ではアーサー王の剣はこの名で呼ばれており、後の伝説でよく知られる「エクスカリバー(Excalibur)」の原型とされています。両者は混同されることも多いですが、厳密には別個の剣として語り分けられる場合もあります。
カリバーンにまつわる最も有名なエピソードは「石に刺さった剣」の伝説です。魔法使いマーリンが岩か石の台座に剣を刺し、「この剣を抜いた者こそイングランドの正当な王である」という言葉を残します。多くの騎士が挑戦するも誰も抜けず、後にアーサーがこれをやすやすと抜いたことで、彼が王として認められたとされます。
一方、エクスカリバーは湖の乙女から授けられた別の剣であるとする伝承もあり、カリバーンとエクスカリバーが別物か同一かは版本や研究者によって解釈が異なります。語源については、ウェールズ語の「カレドヴルッハ(Caledfwlch)」との関連が指摘されており、ケルト神話との繋がりも見られます。
アーサー王伝説は中世ヨーロッパを通じて多くの文学・芸術作品に影響を与え、カリバーン/エクスカリバーは「正当な権力の象徴」「選ばれし者の証」として今日のファンタジー作品にも広く受け継がれています。
使い方・例文
アーサー王伝説の原典や中世文学を研究する文脈で、エクスカリバーの古称として「カリバーン」という名が登場します。
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