カシオペヤAとは?
かしおぺあえー
カシオペヤAとは、カシオペヤ座の方向に位置する超新星残骸で、電波・X線で非常に明るく観測される若い天体です。
カシオペヤA(Cassiopeia A、略称Cas A)は、カシオペヤ座の方向、地球から約11,000光年の距離にある超新星残骸です。大質量の恒星が超新星爆発を起こした後に膨張し続けているガスと塵のシェルからなります。
爆発は今から約340年前(17世紀後半)に起きたと推定されており、超新星残骸としては比較的若い天体に属します。光学的な超新星爆発の目撃記録は残っていませんが、フラムスティードが1680年頃に記録した恒星候補と関連する可能性も研究されています。
カシオペヤAは全天で最も明るい電波源の一つであり、電波天文学の発展において重要な役割を果たしてきました。主な観測的特徴として以下が挙げられます。
- 電波域で全天最強クラスの輝度を持つ
- チャンドラX線望遠鏡による精密なX線マッピングが行われている
- 爆発時に形成された中性子星(コンパクト天体)が中心付近に確認されている
- 膨張するシェルの速度は毎秒数千キロメートルに達する
超新星爆発の仕組みや重元素の宇宙への拡散を研究する上で、カシオペヤAは世界中の天文学者から注目される標準的な研究対象となっています。
使い方・例文
電波望遠鏡や宇宙X線観測衛星による研究対象としてカシオペヤAはよく登場し、超新星爆発後の残骸がどのように膨張し、周囲の星間物質と相互作用するかを調べる際の代表的な天体として引用されます。
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