カエルアンコウとは?
かえるあんこう
カエルアンコウとは、ヒレを使って海底を「歩く」ような動きをする独特な海水魚で、体表の擬態能力でも知られています。
カエルアンコウ(蛙鮟鱇)は、カエルアンコウ科(Antennariidae)に属する海水魚の総称です。熱帯・亜熱帯の浅い海に広く分布し、サンゴ礁や岩礁周辺に生息しています。英語では「Frogfish(フロッグフィッシュ)」と呼ばれ、カエルに似た丸みのある体形が名前の由来となっています。
カエルアンコウの最大の特徴は、胸びれと腹びれが手足のように発達しており、それを使って海底を歩くように移動することです。泳ぐこともできますが、体に水を取り込んで勢いよく吹き出すジェット噴射式の泳ぎ方をします。
また、体色や体表の質感をサンゴ・海綿・岩・海藻などに合わせて変化させる擬態能力を持ちます。個体によって赤・黄・茶・白など様々な色や模様があり、同じ種でも大きく外見が異なる場合があります。頭部には「エスカ」と呼ばれる疑似餌がついた突起(変形した背びれの棘)があり、これを揺らして小魚や甲殻類を誘い込む待ち伏せ型の捕食を行います。
体のサイズに対して非常に大きな獲物を捕食することでも知られており、自分の体とほぼ同じ大きさの魚を丸のみにすることもあります。観賞魚として飼育されることもあり、ユニークな外見がダイバーや水族館来場者に人気です。
使い方・例文
ダイビング中にサンゴの隙間でカエルアンコウを発見したとき、擬態が巧みすぎて最初は海綿と見間違えてしまった。
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