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アンコウとは?

あんこう

アンコウとは、日本近海を含む世界の深海に生息する大型の硬骨魚で、グロテスクな外見とは裏腹に冬の珍味として珍重される食用魚です。

アンコウ(鮟鱇)とは、アンコウ目アンコウ科に属する深海魚の総称です。日本近海では主にキアンコウとホンアンコウの2種が知られており、水深200〜500メートルほどの深い海底に生息しています。体は前後に平たく押しつぶしたような形で、口が非常に大きく、鋭い歯が並んでいます。

アンコウは頭部から伸びる「エスカ」と呼ばれる発光器官付きの突起(誘引突起)を持ち、これを疑似餌のように動かして獲物を引き寄せる独特の狩猟方法で知られています。動きは緩慢で海底近くに潜んでいますが、巨大な口で一気に獲物を飲み込みます。

食材としてのアンコウは冬に旬を迎え、特に茨城・福島を中心とした常磐地域が主産地として有名です。「アンコウの七つ道具」と呼ばれる肝・胃・えら・ひれ・卵巣・皮・身の7つの部位がすべて食用となるのが特徴で、無駄なく丸ごと使われます。

  • アン肝(肝臓):濃厚でクリーミーな風味があり特に珍重される
  • アンコウ鍋:白子・野菜と一緒に味噌仕立てで煮る鍋料理

アンコウ鍋は「西のフグ、東のアンコウ」と称されるほど高級冬季鍋料理として知られており、コラーゲンが豊富で美容効果も期待されています。

使い方・例文

冬に高級料亭や産地の料理店で提供される「あんこう鍋」は、アンコウの身や肝を味噌仕立てで煮込んだ鍋料理で、濃厚なアン肝の旨みが全体に溶け込むのが特徴です。

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