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オフィオライトとは?

おふぃおらいと

オフィオライトとは、かつて海底にあった地殻と上部マントルの岩石が陸上に露出した地質体で、プレートテクトニクス研究の重要な手がかりです。

オフィオライト(ophiolite)とは、海洋地殻とその直下の上部マントルを構成していた岩石が、プレートの衝突や沈み込みに伴って陸上に押し上げられた地質体のことです。ギリシャ語の「蛇」を意味する言葉に由来し、特徴的な緑がかった変質した岩石の色にちなんで名付けられました。

標準的なオフィオライトは、上から下に向かって以下の層序を持ちます。

  • 深海堆積物(チャート・泥岩など)
  • 枕状溶岩(海底に噴出した玄武岩)
  • 岩脈群(マグマの通り道となったダイクの集合体)
  • 斑糲岩・はんれい岩(海洋地殻の下部)
  • 橄欖岩・かんらん岩(上部マントル由来の超苦鉄質岩)

オフィオライトはプレートテクトニクス理論の確立に大きく貢献しました。陸上で直接観察できる海洋地殻の断面として、深海掘削では得られにくい厚い地殻断面の研究が可能になります。トルコのキプロスや、オマーンのサマイル・オフィオライトは世界的に有名な露頭で、地球科学の野外実習地としても活用されています。

オフィオライトの存在は、過去に海洋が存在し、その後閉じたことを示す証拠となり、古大陸の復元や造山帯の形成史の解読に欠かせない情報を提供します。

使い方・例文

地質調査でオフィオライトが見つかると、「この地域にはかつて海洋が広がり、後にプレート運動で陸上に引き上げられた」という過去のテクトニクス史を読み解く手がかりとなります。

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