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オニサザエとは?

おにさざえ

オニサザエとは、サザエに似た大型の巻き貝で、インド洋太平洋の熱帯・亜熱帯海域に生息する食用の貝類です。

オニサザエ(鬼栄螺、学名:Turbo marmoratus)は、腹足綱リュウテンサザエ科(Turbinidae)に属する大型の巻き貝です。和名の「オニサザエ」は、日本に広く生息するサザエ(Turbo sazae)の仲間で、サザエより一回り大きく迫力のある外観を持つことに由来します。殻高は15〜20cm以上に達することもあり、重さも数百グラムになるものがあります。

分布域はインド洋太平洋熱帯・亜熱帯地域に広がっており、フィリピン・インドネシア・オーストラリア北部・インド洋の島々などに多く見られます。日本では沖縄・奄美大島以南の南西諸島の珊瑚礁域で確認されています。岩礁・珊瑚礁の浅海域に生息し、海藻類を食べて成長します。

オニサザエの主な特徴と利用には以下があります。

  • 殻の内側(蓋の裏)は真珠層が発達しており、装飾品・ボタン・工芸品の素材として利用されてきた
  • 身はサザエに似た旨みがあり、産地では食用にされる
  • ボタン素材として19世紀〜20世紀前半に大量に採取された歴史がある
  • 産地によっては現在も食材として市場に流通する

かつては真珠層を持つ貝殻がボタン製造に重宝され、乱獲による個体数の減少が問題となった地域もあります。現在は合成素材の普及によりボタン用途は減りましたが、食用・観賞用としての価値は継続しています。

使い方・例文

沖縄や東南アジアの市場でサザエよりも一回り大きな巻き貝が売られていることがあり、それがオニサザエの仲間です。産地では焼き貝や煮貝にして食べるほか、殻を磨いて工芸品に加工することもあります。

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