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オニイトマキエイとは?

おにいとまきえい

オニイトマキエイとは、熱帯・亜熱帯の海洋に生息するエイの仲間で、両翼を広げると最大7メートルにもなる世界最大のエイのことです。

オニイトマキエイ(鬼糸巻鱏、学名:Mobula birostris)は、トビエイ目イトマキエイ科に属する大型のエイで、かつてはManta birostrisとして知られていました。体盤幅(両翼の幅)は最大7メートルに達し、体重は2トン以上になる個体も報告されており、現存するエイの中で最大の種です。熱帯・亜熱帯・温帯の外洋や沿岸域に広く分布しています。

オニイトマキエイの外見的特徴は非常に印象的です。頭部の両側には「頭鰭(とうき)」と呼ばれる角のような突起があり、これが「オニ(鬼)」の名の由来です。体の腹面は白く、背面は黒または暗灰色で、個体ごとに異なる斑点模様を持ちます。この模様で個体識別が可能で、研究に活用されています。

オニイトマキエイは巨大な体を持ちながら、プランクトンや小魚を水ごと口に取り込む「濾過食」で生きています。エラの構造がフィルターとして機能し、大量の海水から微小な食物を取り込みます。

生態・保護上の注意点は次の通りです。

  • 成熟が遅く、一度に1頭しか産まない繁殖戦略のため、個体数の回復が難しい
  • エラはアジアの伝統医療で珍重され、乱獲が続いている
  • IUCNレッドリストで絶滅危惧種(EN)に指定されている
  • ダイビングスポットでの観光対象としても人気が高く、スローで優雅な泳ぎが魅力

使い方・例文

「オニイトマキエイは翼開長が最大7メートルにもなる世界最大のエイで、プランクトンを食べる温和な巨大魚として知られる」のように、海洋生物の紹介やダイビング関連の文脈で使われます。

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