オオバンとは?
おおばん
オオバンとは、全身が黒く額から嘴にかけて白いシールドを持つ大型のクイナ類で、湖沼・河川・公園の池に群れで生息する水鳥です。
オオバン(学名:Fulica atra)は、ツル目クイナ科に属する水鳥で、全長は約36〜42センチメートルほどです。全身の羽毛はほぼ真っ黒ですが、嘴から額にかけて白く光沢のある板状の構造(フロンタルシールド)があり、遠くからでも識別しやすい特徴となっています。
オオバンは水面をよく泳ぎ、潜水も得意とします。足指には特徴的な弁足(ひれ状の突起が付いた足)があり、水中での遊泳を助けます。陸上でもよく歩き、草地で草を食べる様子も観察されます。食性は植物食が中心で、水草・藻類・陸上の植物の葉・種子などを食べますが、昆虫や小型の水生生物も食べる雑食性を持ちます。
ユーラシア・アフリカ・オーストラリアに広く分布し、日本では主に秋から春にかけて越冬する冬鳥ですが、一部の地域では繁殖する留鳥でもあります。都市部の公園の池や、大きな湖・ダム湖・河口などに群れで現れ、冬には数百〜数千羽の大群を形成することもあります。
繁殖期には縄張り意識が強くなり、他の個体を嘴で激しく追い回す攻撃的な行動を示します。水上に植物材料で浮き巣を作り、1回に6〜10個程度の卵を産みます。気性が荒いことでも知られ、カモ類と混在する際も臆することなく接近します。
使い方・例文
「冬の公園の池にはオオバンが多数集まり、白い額を光らせながら水面を泳いだり、芝生をつついたりしている様子が見られる。」
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