エルゴカルシフェロールとは?
えるごかるしふぇろーる
エルゴカルシフェロールとは、植物やキノコ類に含まれるビタミンD2の化学名で、骨の健康維持やカルシウム代謝に関わる脂溶性ビタミンです。
エルゴカルシフェロールはビタミンD2とも呼ばれる脂溶性ビタミンで、植物性食品(特に酵母やキノコ類)に由来します。動物由来のビタミンD3(コレカルシフェロール)と並ぶビタミンDの主要な形態の一つです。エルゴステロール(植物ステロール)が紫外線(UVB)照射を受けることで生成されるため、干しシイタケや紫外線を当てたキノコに豊富に含まれます。
エルゴカルシフェロール自体は不活性型で、体内では肝臓で25-ヒドロキシビタミンD2に変換された後、さらに腎臓で1,25-ジヒドロキシビタミンD2(活性型)に変換されて効果を発揮します。主な作用は次のとおりです。
- 小腸でのカルシウムおよびリンの吸収促進
- 骨の形成と石灰化のサポート
- 腎臓でのカルシウム再吸収促進
- 免疫調節・筋肉機能の維持への関与
ビタミンD欠乏症は、小児のくる病や成人の骨軟化症・骨粗鬆症の原因となります。ビタミンD3と比べると、エルゴカルシフェロール(D2)は体内での利用効率がやや低いとする研究もありますが、ベジタリアン・ビーガン向けのビタミンDサプリメントや強化食品にはD2が使われることが多く、植物由来の補給源として重要な役割を担っています。医薬品としては、低カルシウム血症や腎性骨異栄養症の治療にも用いられます。
使い方・例文
干しシイタケを日光に当てると、エルゴカルシフェロール(ビタミンD2)の含有量が増加します。ビーガンの方がビタミンDサプリメントを選ぶ際にも、植物由来のD2を含む製品が選択肢となります。
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