イワトビペンギンとは?
いわとびぺんぎん
イワトビペンギンとは、南大西洋や南太平洋の亜南極諸島に生息する、岩場を跳び回ることで有名な小型ペンギンです。
イワトビペンギン(岩跳企鵝、学名:Eudyptes chrysocome など)は、ペンギン科に属する小型のペンギンで、体高はおよそ45〜58センチメートル、体重は2〜3キログラム程度です。頭部に黄色い飾り羽(冠羽)が特徴的で、目の上に広がる鮮やかな黄色い羽毛と赤い眼が目印です。フォークランド諸島、トリスタンダクーニャ、クロゼ諸島、マッコーリー島など南大西洋・南太平洋・南インド洋の亜南極の島々に生息しています。
名前の由来は、岩場の多い海岸を両足を揃えてぴょんぴょんと跳びながら移動する独特の歩き方にあります。ほかのペンギンのように腹這いで滑ることなく、急峻な岩場でも果敢に跳び上がる姿が印象的です。
イワトビペンギンの生態的な特徴は以下の通りです。
- 岩場の崖の上など険しい場所にコロニーを作り繁殖する
- 主にオキアミ・小魚・イカなどを海中で捕食する優れた潜水能力を持つ
- 分類上「ナンヨウイワトビ」「ヒガシイワトビ」などの亜種・近縁種に分けられる場合がある
- IUCNレッドリストで「危急種(VU)」に分類されており、個体数減少が懸念されている
気候変動による餌となるオキアミの減少や、長距離の回遊に伴う環境変化が生存を脅かしています。その愛らしい外見から動物園でも人気が高く、ペンギン飼育施設でよく展示される種のひとつです。
使い方・例文
イワトビペンギンは動物園や水族館の展示、子ども向け図鑑でよく取り上げられます。亜南極の生態系や海洋環境の変化を解説する教材でも登場するペンギンです。
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