イリオモテヤマネコとは?
いりおもてやまねこ
イリオモテヤマネコとは、沖縄県西表島にのみ生息する日本固有の野生のネコ科動物です。
イリオモテヤマネコ(西表山猫、学名:Prionailurus bengalensis iriomotensis)は、沖縄県の西表島だけに生息する日本固有の野生ネコです。ベンガルヤマネコの亜種とされており、体長は約50〜60センチメートル、体重は3〜5キログラム程度と中型の野生ネコに相当します。
イリオモテヤマネコが世界で初めて記載されたのは1960年代のことで、それ以前は島民にも「山の猫」として知られていました。発見当初から生息数が少なく、現在も推定100頭前後しか生息していないとされています。その希少性から国の特別天然記念物に指定されており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでも絶滅危惧種に分類されています。
生態面では以下の特徴があります。
- 夜行性・薄明薄暮性で、夜間に活発に行動する
- 川や海岸でも活動し、魚・カニ・カエルなども食べる
- 単独行動が基本で、縄張りを持つ
- 木登りや泳ぎも得意
最大の脅威は交通事故(ロードキル)・生息地の開発・外来種との競合などです。西表島ではイリオモテヤマネコの保護を目的とした速度制限や標識が道路に設置されており、エコツーリズムとともに保全活動が続けられています。
使い方・例文
西表島を訪れる観光客が夜間に林道を車で走行する際、「イリオモテヤマネコの飛び出しに注意」という警告看板を目にする場面でよく登場する動物です。
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