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アルフォンソ13世 (スペイン王)とは?

あるふぉんそじゅうさんせい

アルフォンソ13世とは、20世紀初頭のスペイン国王で、独裁政治の容認や政治的混乱の末に退位し、スペイン第二共和政の成立を招いた君主です。

アルフォンソ13世(Alfonso XIII、1886〜1941年)は、スペインブルボン朝国王で、1886年に父アルフォンソ12世の死後に生まれながらにして即位し、1902年に親政を開始しました。

在位中のスペインは、1898年の米西戦争敗北によるキューバフィリピン喪失という「98年の悲劇」の後遺症から始まり、政治的不安定・社会運動の激化・モロッコ植民地戦争(アンワル戦役での大敗)など、絶え間ない危機にさらされました。

1923年にプリモ・デ・リベラ将軍がクーデターで軍事独裁政権を樹立すると、アルフォンソ13世はこれを黙認・支持しました。しかし独裁政権が行き詰まった後、1931年の地方選挙で共和派が圧勝すると、アルフォンソ13世は退位を余儀なくされ、スペイン第二共和政が成立しました。

退位後はローマに亡命し、スペイン内戦(1936〜1939年)でフランコ将軍率いる民族派を支持しましたが、帰国は果たせないまま1941年にローマで死去しました。アルフォンソ13世の治世は、スペインが近代化と政治的混乱の間で揺れ動いた時代を象徴しています。

使い方・例文

「アルフォンソ13世の退位はスペイン第二共和政の誕生を告げ、その後の内戦へと続く動乱期の幕開けとなった」という形で、スペイン近代史の解説に登場します。

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