不安とは?
ふあん
不安とは、漠然とした脅威や将来への心配から生じる、落ち着かない緊張した感情のことです。
不安とは、具体的な対象がはっきりしない、あるいは将来に向けた漠然とした脅威を感じることで生じる、緊張感や心細さを伴う感情状態のことです。恐怖が「目の前の明確な危険」に対する反応であるのに対し、不安は「これから起こるかもしれないこと」への反応であることが多く、対象が曖昧であるという点が特徴です。
不安は人間にとって自然で正常な感情であり、適度な不安は集中力を高めたり、危険を回避するための行動を促したりする働きがあります。試験前や発表前に感じる緊張感は、その典型的な例です。
しかし不安が慢性化したり日常生活に支障をきたすほど強くなると、心身への影響が出てきます。主な症状としては以下が挙げられます。
- 心拍数の増加・息苦しさ・発汗などの身体症状
- 眠れない・集中できないなどの睡眠・認知への影響
- 「最悪の事態」を繰り返し想像する反すう思考
- 不安を避けようとする回避行動
精神医学では、全般性不安障害・社交不安障害・パニック障害など、不安が中心症状となるさまざまな状態が定義されています。これらは適切なカウンセリングや認知行動療法、必要に応じた薬物療法によって改善できることが多いとされています。不安を感じること自体は問題ではなく、その程度や対処のしかたが重要です。
使い方・例文
大事な面接の前夜に眠れなくなったり、何度も準備を確認してしまったりする状態は、不安が行動に影響している典型的な場面です。
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