後遺症とは?
こういしょう
後遺症とは、病気やけがが治癒した後も完全には回復せず、何らかの機能障害や症状が残り続けることをいいます。
後遺症とは、病気・けが・手術などが一応の治癒段階を経た後も、身体的または精神的な機能の低下や異常が持続している状態を指します。医学的には「治癒後に残存する症候」として扱われ、リハビリテーションや長期的な管理が必要になる場合があります。
後遺症が生じる原因はさまざまです。脳梗塞や脳出血では神経細胞が失われることで麻痺・言語障害・認知機能低下が残ります。骨折では骨や関節の変形が生じ、可動域制限や疼痛が続くことがあります。感染症では炎症が臓器にダメージを与え、慢性的な機能障害につながる場合があります。
代表的な後遺症の例として次のものがあります。
- 脳卒中後の半身麻痺・失語症
- COVID-19後の倦怠感・ブレインフォグ(コロナ後遺症)
- 交通事故後のむち打ち症による頸部痛・頭痛
- 熱傷後の瘢痕拘縮による関節の動きの制限
法的・保険的な場面でも後遺症は重要な概念です。労災や自賠責保険では後遺症の程度を等級(後遺障害等級)で区分し、補償額の算定に用います。治療によって症状固定と判断された時点で後遺症として認定される場合が一般的です。早期リハビリや適切な治療が後遺症の軽減に寄与するため、急性期以降も継続した医療的サポートが重要です。
使い方・例文
「交通事故の後遺症で右手の動きが悪くなった」「脳梗塞の後遺症としてリハビリを続けている」のように、治癒後も続く不具合を表す際に使われます。
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