アムール川とは?
あむーるがわ
アムール川とは、中国とロシアの国境を流れ、オホーツク海(日本海)に注ぐ、アジア最長クラスの大河のひとつです。
アムール川(Amur River)は、ユーラシア大陸の北東部を流れる大河で、モンゴル・中国・ロシアにまたがる流域を持ちます。全長はおよそ2,820km(支流を含めると4,000km超)で、アジアでも有数の長大な川です。中国語では「黒竜江(ヘイロンジャン)」とも呼ばれ、中国黒竜江省の名前の由来にもなっています。
アムール川は主にアルグン川(エルグナ川)とシルカ川が合流して形成され、中ロ国境を東へ流れ、ロシアのハバロフスクを経由してオホーツク海と接するタタール海峡に流れ込みます。流域面積は約185万平方キロメートルに及び、多くの支流を持ちます。
この川の特徴と意義として以下の点が挙げられます。
- 国境の川: 長い区間で中国とロシアの国境をなし、歴史的に両国間の緊張地帯でもあった
- 豊かな生態系: チョウザメ・カワイルカ(バイジではなくアムールカワイルカ)など希少種の生息地
- 水資源: 流域の農業・漁業・水運を支える重要な水源
- 厳しい気候: 冬季は長期間結氷し、春には大規模な洪水が発生することもある
アムール川流域は19世紀にロシアが清朝から割譲を受け(1858年の愛琿条約・1860年の北京条約)、以降ロシア極東開発の重要な地域となりました。日本との関係でも、サハリン(樺太)との位置関係で地政学上の重要性を持ちます。
基本データ
| 長さ | 2,824 km |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
「アムール川はロシアと中国の国境を流れる大河で、中国側では黒竜江と呼ばれています」「アムール川にはチョウザメなど希少な魚が生息しています」のように使います。
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