アムチュールとは?
あむちゅーる
アムチュールとは、インド料理で使われる未熟なマンゴーを乾燥させて粉末にしたスパイスのことです。
アムチュール(Amchur / Amchoor)は、インドを原産とする酸味系のスパイスで、完熟前の青いマンゴーを薄くスライスして天日乾燥させ、粉砕したものです。名称はヒンディー語で「マンゴーの粉」を意味する言葉に由来します。
その最大の特徴は、フルーティーな香りを持ちながらも強い酸味をもたらす点にあります。主成分はクエン酸やリンゴ酸などの有機酸で、料理全体の酸味を引き締める調味料として機能します。レモン汁や酢と役割は似ていますが、水分を加えずに酸味を加えられるため、揚げ物・炒め物・ドライカレーなど水分を嫌う料理に特に重宝されます。
インド料理での主な用途は以下のとおりです。
- チャートマサラなどのブレンドスパイスの材料
- タンドリーチキンやケバブのマリネ
- 豆料理(ダール)の酸味付け
- 野菜の炒め物やパコラ(フリッター)の風味出し
- チャツネやピクルスの調味
栄養面では、ビタミンCやポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が期待されます。インド家庭料理に欠かせないスパイスの一つとして日常的に使われており、近年は日本でもアジア食材店やオンラインショップで入手できます。
使い方・例文
タンドリーチキンを作るときにアムチュールをマリネ液に加えると、レモン汁なしでもすっきりとした酸味と独特のフルーティーな香りが出ます。
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